この時期になると、育ったバジルでジェノベーゼソースを作ります。例年は大きく育ったバジルで作っていましたが、今年は、柔らかい小さな若葉を使って作りました。
2018年に4K開局記念番組として放映された「大いなる鉄路 東京→パリ16000k」。東京から境港、船で韓国の東海(トンへ)を経由してウタジオストックへ、そしてシベリア鉄道、大陸横断鉄道でモスクワからヨーロッパへ、ブタペスト、チューリッヒ、スイス、イタリア、フランスのパリへとそれぞれの名所をめぐりながら進む大変魅力的な旅番組です。しかも倍賞千恵子さんと三浦春馬さんのナレーションが本当に心地よくて思わず旅に引き込まれました。本当に素敵な番組でした。三局横断の番組です。
その中でイタリアジェノバのレストラン「ゼッフェリーノ」のジェノベーゼが紹介されていました。ジェノベーゼ発祥のレストランです。私は実際に行ったことがなかったので映像であってもみられたことがとても嬉しかったです。今でもYouTubeなどで見ることができます。他にもいろいろ食べ物なども紹介されているので、私は時々復習しています。DVDにしてくれないかと願っています。
今年のジェノベーゼは、この「ゼッフェリーノ」の作り方を参考に作ってみたのです。正直、若葉の小さな葉を使って作るには、たくさんの苗を作らなければなりません。とても厄介なことでした。ただ今年はどういうわけか、バジルの成長が遅かったので、それは都合が良かったと言えるかもしれません。若葉は柔らかく酸化しにくく、雑味が少ない。パスタはソースがよく絡むトロフィエという、少しねじれの入ったものです。
今年もう一度、さらに美味しく作るつもりです。またバジルについてももう少しいろいろ調べてみようと思っています。
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