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2022-7-3 ラベンダー

 今日のハーブウオーター講座はラベンダーで行いました。栽培しているのは、ラベンダー・グロッソです。

 ラベンダーでもイングリッシュ系に分類されているものは、更にラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・ラティフォリアそしてラバンジンに分かれます。

 アングスティフォリアは高地のゴツゴツした岩山のようなところで育ち、真正ラベンダーとも呼ばれています。品質は最高ですが、湿気と暑さに弱く、特に日本のような気候の中で育てるのはとても難しいです。でもラベンダーと言えばアングスティフォリア、育てたいと思う気持ちは変わりません。そんなことから日本の気候に合うよう品種改良されたものが販売されています。

 ラティフォリアは、平地で育ち丈夫です。スパイクラベンダー、野生ラベンダーなどとも呼ばれています。ラベンダー精油には今は色々なものがありますが、「ラベンダー・スピカ」がこれに当たります。通常ラベンダーというとあの香りと皆さん想像できると思います。アルコール類のリナロールとエステル類の酢酸リナリル合わせて、香り成分の60〜70%位を占めています。ところが、ラティフォリアには、酢酸リナリルはほんの微量、代わりに酸化物類の1.8シネオールとケトン類のカンファーの含有量が多くなります。香りも自ずと違います。したがって私たちが一般的にラベンダーに期待する鎮静作用、精神的・肉体的リラックス、ストレス、不眠の改善と言った効果よりもむしろ、瘢痕形成作用、粘液溶解作用の効果を期待して火傷や創傷、各種感染症に対して利用し、効果が期待されています。

 ラバンジンは、アングスティフォリアとラティフォリアを掛け合わせたもので、グロッソ、スーパー、レイドバンなどがそれに当たります。香り、丈夫さ、収油量などそれぞれのプラス面を持ち合わせ、日本でも育てやすいものになっています。主要成分はリナロールと酢酸リナリル60〜70%とアングスティフォリアと同じですが、アングスティフォリアにはわずかにしかみられない1.8シネオールとカンファーがバランスよく含まれています。もちろんそれぞれ含有量の割合は異なりますし、そのほかにも含まれている成分に違いがありますので、精油の成分分析表などを参照してください。

 日本では今や多くの方がラベンダーを栽培していますが、グロッソが多いように思います。育てやすいというのが第一ですが、加えて花の形状がすっきりしていて美しい。花芽をつけた茎は長く太く真っ直ぐ伸び、大きな花穂をつけます。香りも強い。この香りを生かしたクラフト作りに活用しやすいということもあると思います。

今年は雨が多くて、丈夫なグロッソとは言え、とても心配しました。無事成長して、色々活用することができました。そして今日用に3分の1ほど残しておいたものも全て刈り取り今年のラベンダーは終了です。

 ハーブウオーターを採り、その一部を使ってフェイスミルクを作り、せっかくなので、ラベンダーバンドルズも作っていただきました。





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