この時期になると桜染めをしたいという方がいらっしゃるので、今年も桜染め行いました。桜は染井吉野、家の染井吉野の枝先を1月の下旬にカットしておいたものです。桜染めの場合、煮出した染液は酸化させることで赤色がより際立ってきます。一番液、二番液と染液を抽出したら、それぞれバケツ返しを10回ほど繰り返し、酸化させ、染液を仕上げす。
アルミ媒染による染色工程は、他の煮染めの工程と変わりませんが、最後に湯洗いをして、黄色の色素を抜き、桜色に仕上げます。
今年も素敵な桜色に染まりました。染める生地の厚さや織りによっても、出来上がりの色の映りも変わってきます。今回染めたのは、桜の花と花びらが散りばめられた絹のストールで、少し艶のあるものです。桜染めの良さをより引き出しているように思いました。まだ蕾も大きくなっていない桜の小枝から一足先に桜色をゲットして皆さん大満足でした。
参加者のお一人が、家でたくさん咲いたというミモザをたくさん持ってきてくださいました。3月8日は世界女性デー、ミモザの日です。今年も世界中の女性たちが生き生きと逞しくしなやかに持てる力を発揮して自分らしく生きられる1年であって欲しいと願います。
10時にスタートした会は。お昼を挟んで午後2時半頃に終了しました。和気藹々と賑やかな楽しい会でした。


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