昨年に引き続き今年も行いましたが、今回もたくさんの方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。
午前10時に根府川公民館に集合。まずここから車で10分ほどのところにある廣井さんのみかん畑を見学させていただきました。相模湾が一望できる場所です。今年は天候も良く、真っ青な空にキラキラ光る海、そして斜面にはみかんの木々。まだ収穫待ちのみかんがたくさん生っているものもありました。
根府川のある神奈川県西部では、昨日から寒波襲来との予報でしたが、晴れ渡った美しい景観に助けられてか、爽やかなひと時となりました。皆さん聞きたいことがたくさんあり歩きながらも質問は尽きません。廣井さん丁寧に答えてくださり、みかんの木の剪定の実演までしてくださいました。
※廣井さん・・廣井弘義氏
根府川で長くみかんを作られている方です。美味しいみ
かんの生産だけでなく、みかん作りのためのセミナー、後
継者育成にも尽力されています。
公民館に戻り、廣井さんのお話を聴きながら、小田原みかんの食べ比べを行いました。18種類もの様々なみかんが並べられ、それだけでも、こんなにいろいろあるんだ!と驚きの声。小田原みかんの歴史、品種の改良、研究やその苦労などいろいろお話ししていただきました。
今年は特に、気候やカメムシ被害を得てみかんが不作と言われ、生産者の方々が苦労されている様子や消費者にとっては、今年はみかんが高くてびっくりなどのニュースがたくさん報じられていました。廣井さんも以前、カメムシで大変な被害を受けたことがあったそうです。ああこんなになってしまうんだ、とその時は本当に悔しい思いもされたそうですが、今回はその時の経験も踏まえ、十分な準備もされて臨んだそうです。
18種類のみかんを旬の時期の早いものから順に味わいました。味や香りの特徴や、何と何を掛け合わせたものかなど説明を聞きながら。それぞれに特徴があり、香りにも味わいにも違いがあります。そして糖度はどのくらいあるのか測ってみたりもしました。
みかん畑の見学を含め約3時間強の会でしたが、皆さんからの質問も多く、みかんへの関心が高いことも感じました。とても美味しく楽しく有意義な会となりました。

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