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  • 執筆者の写真crabapple(クラブアップル)

2020-9-14 JHS横浜支部学習会

 JHS(ジャパンハーブソサエティー)横浜支部で学習会を開催いたしました。場所は下曽我駅横にある梅の里センター大会議室です。

 今回お招きしたのは、南足柄で、緑蔭診療所を開業されているお医者様の橋口玲子先生です。現代医学を土台としつつも、漢方の枠組み、東洋医学を取り入れ、また患者さんが自ら病気を担うためのセルフケアの知識や技術を紹介し、患者さんお一人お一人に向き合っていらっしゃるお医者様です。

 今回のテーマは

「医療現場におけるハーブ療法の役割ー自己効力感を高めるためのスキルとしてのハーブ」。でした。

 自己効力感とは、「自分がある状態において必要な行動を上手く遂行できるという認識・感覚」と言うことです。これは肯定的な自尊感情(自己評価)を土台に、経験を通して得られた自信によって築かれていくとのことです。私は大丈夫。できる。楽しい。将来もうまくいくだろう。何とかなるだろう。と言う自分を肯定的に見ること、前向き、楽観的気分が持てることが、身体的不調の改善にもつながるとても大切なことであり、こうした自己効力感改善のためのセルフケアの一つとして、植物が持つ効能そして香りが大変役立つことから、ハーブティーやアロマも勧めているとのことでした。実際にどのような効果、変化があったかを実症例をあげてお話してくださいました。

 また日本の子供達について、残念ながら自尊感情が低いと言う調査結果が出ているとのこと。子供時代に自尊感情の根っこはできると言うことで、この時代のきちっとした生活習慣や、家族関係、人間関係が大切とのことでした。


 コロナがまだまだ心配な日々が続いていますが、先生のお話を聞きたいと多くの方々が参加してくださり、盛況かつ充実した学習会になりました。




 

 

 

 



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