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  • 執筆者の写真crabapple(クラブアップル)

2021-10-14 ローゼル

この時期に真っ赤な実をたくさんつけ収穫時期を迎えるローゼル。その苞と萼から抽出したローゼルのハーブティーは、幸せな気分にさせてくれる透き通った綺麗な赤色です。

アントシアニン色素です。またクエン酸を多く含んでいるので味はとっても酸っぱいです。かつてブラジルに移民した方たちは、梅干しがわりに、ローゼルの実を口に含んでいたそうです。主産地は中南米、東南アジア、エジプト、西アフリカなどです。メキシコにはアグア・デ・ハマイカという本当に美味しいローゼルのジュースがあります。エジプトにはカルカデーという飲み物があるそうです。

ヨーロッパでは、萼の部分だけを使うそうですが、東南アジアそして私たちは苞と萼の両方を使うことが多いと思います。萼の方がアントシアニンが多いとのことです。

ローゼルには、アントシアニン、クエン酸などの植物酸の他、粘液質、ペクチン、そしてミネラル、鉄分も豊富に含まれています。

代謝促進、消化機能促進、利尿、コレステロール低下、糖の吸収疎外、血圧降下などの作用が期待できます。肉体疲労、眼精疲労などの疲労回復に、便秘やむくみの解消に、そして生活習慣病予防に是非食したい植物です。ハーブティーに、ローゼルジャムに、その他様々活用できます。ただし血圧降下作用がありますので、血圧の低い方は取りすぎに注意しましょう。

私は昨日3kgほど収穫しました。とは言っても種を抜いてしまえば、半量ほどになってしまいます。早速今年初物のローゼルティーを味わいました。日本では昔から、季節の収穫物、初物を食する習慣がありますね。必ずその季節には食べるというもの、それを食べるとなんだか健康でいられるような気分になったりします。ローゼルも私にとっては、同じようなものになりつつあります。





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